スイス日本語教師の会主催による日本語教育セミナーの記録   
*右端の数字は講義の録音テープで、「網の目文庫」に入っています。*
開催日と場所              講師名              主な講義内容 *
1994年 
1月15、16日
ベルン
澤井 康子 ケルン日本文化会館 派遣講師 直説法を使った初級の最初の授業の進め方。  教材紹介、文字の導入、ビデオの使い方。   
8月19、20日  
オルテン 
澤井 康子 ケルン日本文化会館 派遣講師  初級後半から中級前半のレベルの教え方。  条件、受け身、敬語、使役を直説法で。  
1995年 
3月17-19日 
オルテン
加納 千恵子  筑波大・文芸,言語学系助教授  漢字の導入法、練習法。  最近の教材、教具の説明。   
小出 慶一  群馬県立女子大学助教授  視聴覚教材の導入法。  最近の評価についての考え方。   
分科会 9月22日 
チューリヒ 
Dr.Heinrich Reinfried  スイス国立工科大、サンクト・ガレン大、高等技術学校、州立高、日本語教師  スイスにおける日本語教育。  スイス人学習者を教える際の問題点。   
研修報告 Sulzberger-三木佐和子 
        Fredenhagen-村上淳子
世界の日本語教育事情
会話能力向上のプロジェクトワークと会話のストラテジー
 
1996年 
3月15-17日 
ルツェルン 
石田 敏子   筑波大学文芸、言語学系教授  作文、話し方の指導。  教案、教材作りのワークショップ   
大曽 美恵子   名古屋大学言語文化部教授  助詞、副詞節、敬語の問題。モダリティ。  インターネットの活用 
分科会  9月13日 
ヌシャテル 
小川 誠  ケルン日本文化会館 派遣講師  直説法を導入したコミュニケーション活動  直説法の基本技術の紹介   
研修報告 Kissling-米山香子  歌を使った授業方法とその効果   
1997年 
3月11、12日 
ヌシャテル
高見澤孟 昭和女子大文学部教授、  国際教育部次長  ビジネス日本語の現状と展望。日本語の揺れ。  実物教材の効果的な利用法 
ハント 蔭山 裕子  昭和女子大文学部講師  第二言語取得理論の教授法への応用。  自動詞・他動詞の指導法。作文と誤用訂正。 1  2
分科会  8月29日 
ジュネーブ 
二宮正之
ジュネーブ大日本学科教授、パリ国立東洋言語文化研究所 講師 
言語の論理性、文法性、明晰さ。  日本語とフランス語の言語、文化比較。   
研修報告 丸山祥子  視聴覚教材の有用性とその使い方   
1998年 
3月14日 
ベルン 
田中 幸子  上智大学外国語学部助教授  コミュニカティブタスクの設計と実践。  タスクの考え方・ワークショップ 
分科会  8月29日 
バーゼル 
小屋 逸樹   慶応大学助教授  一般言語学と日本語の統語的特徴 
研修報告 Roos-牧野泰子  実物教材の授業への生かし方   
1999年 
3月13、14日 
ベルン
林  さと子 津田塾大学助教授  学習者の多様性と個別性  直接接触体験を取り入れた会話、聴解の指導   
石井 恵理子 国語国立研究所  日本語教育センター研究官  多様なメディアを活用した漢字学習。 統合的学習活動の設計 
分科会  10月8日
クローテン
中島 和子  トロント大学東アジア学科准教授  異文化環境で育つ子供の日本語教育  年少用OPI。コンピュータ活用の作文教育 
研修報告 Fuchs-清水美千代  初・中等教育の教材研究   
2000年 
3月13,14日 
木谷直之 国際交流基金  ロンドン日本語センター主任講師 「教科書を作ろう」の説明と応用。自分の現場に会った教案作り。会話力をつける指導方法   
江副隆秀  新宿日本語学校校長  江副式教授法の紹介と実演。  「重箱文法」の紹介と解説。   
分科会  9月15日
チューリッヒ 
アニエス ランドルト   ジェトロ チューリッヒ事務所
ウルス ロースリ   ジャパンコンサルティング社長
ペーター ネルソン   スイス外務省第二政務局
日本語を外国語としてそれぞれの方法で学んだ3人によるパネルディスカッション。           
研修報告 Christen-井上早苗  視覚によって学習者の発話を促す教え方   
2001年 
3月12,13日 
ベルン 
太田 亮  金沢大学留学生センター助教授  日本語教育におけるコンピューターの利用と活用を考える。解説と実践。   
吉岐 久子  那須大学都市経済学部助教授  カリキュラムと評価。現場における実際的な工夫。解説とワークショップ。  1 
分科会  9月1日 
ベルン 
Klopfenstein 朋子  チューリッヒ大学日本学部講師  漢字のロマン  1 
研修報告 Schärer-山崎裕美 統語論の導入  1 
研修報告 Clénin 道上まどか コンピュータ、インターネットを使った教材作成  1 
2002年 
3月16、17日 
ベルン
牧野誠一  プリンストン大学東アジア学部教授  ウチとソトの言語文化学  「OPI会話能力評価テスト」と実践   
川村よし子  東京国際大学商学部教授    インターネット時代に対応した新しい読解教育  「リーディング・チュウ太」を使った授業の実践とその評価   
分科会  9月 
バーゼル 
山田ボヒネック頼子  ベルリン自由大学準教授  新しい日本語教育をめざして:理論と実践―「ことば化」・言語習得・記号的考察   
研修報告 Mosimann中西生子  擬音語・擬態語を取り入れた授業   
2003年 
ヨーロッパ日本語教育シンポジウム
9月12,13,14日 
ベルン 
鈴木孝夫  慶應義塾大学名誉教授  脱西洋中心主義を目指す日本語教育を     
二宮正之  ジュネーブ大学教授  日本語ナショナリズムをいかに超えるか     
加藤清方  東京学芸大学教授  情報通信技術を利用した日本語教育のあり方   
2004年 
3月27、28日 
ベルン 
加藤清方  東京学芸大学教授  マンガで学ぶ日本語  ジェトロビジネス日本語能力テスト作成法   
林明子  東京学芸大学助教授  読みのストラテジー:テクスト分析と読解指導  会話の対照分析と教育への応用:沈黙は金?   
分科会  9月12日 
ベルン 
星亨  ケルン日本文化会館日本語教育アドバイザー  実践に役立つ教授法       
研修報告1 Beck阿部真理子  漢字知識の基礎の基礎   
研修報告2 Blaser好美  教科書シラバス分析表に対応するロールプレイ   
2005年
3月12,13日 
ベルン
平高史也  慶應義塾大学総合政策学部教授    多言語多文化社会における言語政策
接触場面における非母語話者の言語行動と第2言語教育 
 
戸田貴子  早稲田大学大学院日本語教育研究科助教授  欧州の日本語学習者のための日本語教育   
分科会  9月18日 
ベルン 
研修報告 長嶺孝子    授業を楽しくする工夫例  初日から使えるIT  
発表 ロース・牧野泰子    文字への興味を引き出す工夫  動詞の活用表の使い方  中だるみ状態脱出の試み   
2006年
3月18、19日
ベルン
加賀美常美代 お茶の水大学助教授 日本語教師と学習者の一般的な心理問題とその解決法について
教育価値観の異文化間比較
 
沼崎邦子 国際交流基金ケルン日本文化会館日本語教育専門家 新しい能力試験 -どういう点が新しくなるのか-
日本語を継承する -アルゼンチン日系移住者から学べること-
 
分科会  9月3日 
ベルン 
谷道まや  ケルン日本文化会館専任講師 「学習者のアウトプットを引き出す指導法」 -みんなの日本語、Japanese for Busy Peopleをベースにして-  
研修報告1 フォーゲルひろみ 初級クラスの為の旅行に役立つ聴解教材(短期用)  
研修報告2 クレニン道上まどか
シュワルツェネッガー竹本真砂子
「授業に活かす様々な取り組み」の紹介 
「インプット活動の学習設計(読解)」の紹介
 
2007年
3月17、18日
ベルン
北條淳子 早稲田大学名誉教授 国際交流基金パリ日本文化会館 日本語教育アドバイザー 国際交流基金制作ビデオ教材「エリンが挑戦」の紹介
日本語教育のための文法について学ぶ
 
佐々木瑞枝 武蔵野大学大学院教授 生きた日本語を教える工夫
日本語の中のジェンダー表現とイラスト
 
分科会 11月4日
ベルン 
講演 阿部信泰 在スイス日本国大使 日本、スイス間の外交事情  
研修報告 長嶺孝子 欧州日本語教師研修会 概要報告 アイスブレイクとコースデザインの紹介
文法の紹介
 
研修報告 マテールミ子 読むことの指導 の紹介
学習評価 の紹介
 
研修報告 ケラーゆかり
(ミュラー鈴木良子)
話すことの指導 の紹介
漢字・語彙の指導 の紹介
 
研修報告スルツベルゲル三木佐和子 海外日本語教師上級研修とは CEFR/ELPとは
上級研修プロジェクト 日本語能力試験
 
2008年
3月1, 2日
ベルン
平田オリザ 大阪大学教授 コミュニケーションとしての日本語教育  
岩澤和宏 国際交流基金ケルン日本文化会館 日本語教育専門家 「Can−Doを基本にした授業と評価」  
分科会 11月8日
ベルン 
ハインリヒ・ラインフリード チューリッヒ大学東洋学部、スイス国立工科大学、サンクト・ガレン大学講師、チューリッヒ州立高校2校、ラッペルスヴィル高等技術専門学校講師、アジア現代語学院校長 「教師が知識を与える」から「生徒が自分で知識を得る」へ
―日本語の授業に於ける「教育学上の構成主義」のアプローチと教科書への応用について―
  2
研修報告 村野千江 国際交流基金欧州日本語教師研修会 概要報告
「CEFの理解と実践例」の紹介
 
研修報告 渡辺ロッフェル芽 自分の教え方を見直す―会話・聴解・作文の講義を元に  
2009年
3月21、22日
ベルン
横溝紳一郎 佐賀大学留学生センター教授 教師はどうやって学習者のやる気を引き出すのだろう?   2
近藤裕美子 国際交流基金パリ日本文化会館 日本語教育アドバイザー 書く活動   2
分科会 11月7日
ベルン 
研修報告 フックス美千代 国際交流基金欧州日本語教師研修会 概要報告 「JFスタンダードとCEFR」  
研修報告 小幡谷友二 「教材作成アイディアの紹介、会話の授業の見直し」  
研修報告 モジマン生子 国際交流基金海外日本語上級研修会 概要報告
「教科書分析の方法―課分析と練習分析を通して、問題点・課題を見つける」
「第二言語取得理論などを取り入れた、コミュニカティブな教室活動」
「参考文献、役に立つインターネット・リソースなどの紹介」